どうもこんにちは、つのです。
最近筋トレ始める人が増えてきましたね。
これから筋トレを始めようと思っている人や筋トレを始めたばかりの人は、知識も少ないので勘違いしていることが結構あるんですよね。
そこで今回は、正しい知識を付けて欲しいと思い、筋トレ初心者にありがちな勘違いを7つ用意しました。
今回紹介する7つの勘違いは、
- 脂肪が筋肉に変わる
- 腹筋を鍛えればシックスパックが手に入る
- 10回3セットがベスト
- 短期間でマッチョになれる
- 筋トレだけしてれば筋肉が付く
- 長時間筋トレをした方が筋肥大する
- 重い重量でやった方が筋肥大する
これらはすべて勘違いですので、「そうなの!?」と思う内容があればチェックしておきましょう。
目次
脂肪が筋肉に変わる

脂肪は筋肉に変わるから一回太ってから筋トレを始めようとする人がいます。
たぶんこれはボディービルダーが増量と減量を繰り返すからそのように勘違いする人が出てきたのだと思います。
結論から言うと、脂肪が筋肉に変わる事はありません。
ボディービルダーが1回太るのは、筋肉を付けるためにはオーバーカロリー(消費カロリーより摂取カロリーの方が多い状態)にする必要があるからです。
筋肉を付ける過程で脂肪も一緒に付いているだけであって決して脂肪が筋肉に変わっている訳ではありません。
筋トレを行わずに好き放題食っても脂肪が付くだけで全く意味が無いので注意しましょう。
腹筋を鍛えればシックスパックが手に入る

よく、シックスパックを手に入れたいから腹筋を鍛えるという人がいます。
これは知らない人が多いと思いますが、腹筋は最初から割れています。
なので、みなさんシックスパックは最初から手に入れているんですよ。
しかし、お腹に脂肪が付いているのでそれが分からないだけなのです。
じゃあ、腹筋の割れ目を見えるようにするにはどうすればいいか分かりますよね。
そうです、脂肪を落とすんです。
腹筋を鍛えれば腹筋を大きくすることは出来ますが、いくら大きくなってもお腹に脂肪が付いていればいつまでたっても腹筋の割れ目を見ることが出来ません。
腹筋の割れ目を出したいならダイエットを頑張りましょう。
10回3セットがベスト

よく、10回3セットで筋トレを行った方がいいと言われていますよね。
この情報が間違っているわけではないのですが、筋トレ初心者は間違った解釈をしてしまっている場合が多いです。
10回3セットは、初心者でも追い込みやすいからそういわれているだけであって、10回3セットしたから筋肉が付くわけではありません。
筋肉は筋繊維にダメージを与え、それを修復する過程で大きくなります。
そのため、筋繊維にダメージを与えることが出来なければ筋肉は大きくならないのです。
目安として10回3セットを行うのは良いと思いますが、大事なのはどのくらい追い込めているかです。
追い込む事が出来れば1セットでも3セットでもどちらでも大丈夫です。
一番やってはいけない事が、3セットするから余力を残しておこうとする事です。
1,2セットで余力を残している場合、筋肥大に効果があるのは最後まで追い込んだ3セット目のみになります。
それは1セットしかしていないのと変わりません。
なので、毎回自分の限界まで追い込むようにしましょう。
レップ数に関しても同じで、10回挙げることが目的になっては意味がありません。
それで追い込めていればいいのですが、筋トレ初心者は10回以上出来る重さでやっていることがほとんどなので追い込めていない場合が多いです。
なので、回数よりも重量を意識しましょう。
ぎりぎり9回上がる重さを見つけて、その重さで10回挙げるつもりでやるといいです。
もし10回挙がったとしても辞めずに11回目に挑戦してください。
とにかく限界まで追い込みましょう。
短期間でマッチョになれる

筋トレ初心者は短期間でマッチョになれると思っている人が多いです。
筋トレ初心者は筋トレを長年やっている人と比較すると筋肉の成長率は圧倒的に高いです。
しかし、1ヶ月や2ヶ月でマッチョになれるほど甘くはありません。
最初はフォームや食事などの知識が少ないため、効率的に筋肥大を起こすのが難しいです。
また、普段使っていない筋肉は神経から発達し、筋肥大はその後に起こります。
このような理由から、体に変化が出てくるのには3ヶ月ほど筋トレを継続する必要があります。
周りからマッチョと思われるくらい筋肉を大きくするには1年以上かかります。
筋肉は目に見えない変化の積み重ねで少しずつ大きくなっていきます。
すぐにマッチョになれると思っていたらなかなか変化しない自分の体に絶望することになるので、あらかじめ筋肉を大きくするには時間がかかることを頭に入れておきましょう。
筋トレだけしていれば筋肉が付く

筋トレをすれば筋肉が付くと思っている人が多いと思いますがそれは間違いです。
トレーニングをした後は、筋タンパク質の合成量より分解量の方が多くなるのでむしろ筋肉は小さくなります。
では、どうすればいいかと言うと、きちんとタンパク質を摂りましょう。
タンパク質を摂取することで、筋タンパク質の合成量を分解量より多くすることが出来ます。
タンパク質は食事から摂った方が良いですが、食事からのタンパク質量だけでは足りない場合が多いです。
トレーニング後すぐに食事を取るのも難しいですよね。
そんな時はプロテインを飲みましょう。
プロテインはタンパク質の粉なのでタンパク質を効率よく摂取することが出来ます。
まだプロテインを飲んでいない人はトレーニング後や間食に飲むといいです。
プロテインは結構値段が高いですが、マイプロテインなら味も豊富で安く購入できるのでおすすめです。
以下にリンクを貼っておきますので気になる方はチェックしてみてください。

長時間筋トレをしたほうが筋肉が付く

筋トレは長時間やった方がいいと勘違いしている人が多いです。
上でも言いましたが、筋肉を大きくするためには筋繊維にダメージを与える必要があります。
なので、大事なのは追い込むことです。
追い込めていないのであれば長時間やったところでなかなか筋肉は大きくなってくれないでしょうね。
さらに、長時間の筋トレはコルチゾール(筋肉を分解するホルモン)の増加やテストステロン(筋力アップや維持するホルモン)を減少させてしまう可能性があります。
なので、トレーニングは短時間で追い込むのがベストだと言えるでしょう。
ここで言う短時間は1時間くらいです。
短時間のトレーニングの方が初心者も継続しやすいので初めから短時間で追い込む習慣を付けておくと良いでしょう。
重い重量でやった方が筋肉が付く

マッチョな人たちが高重量で筋トレを行っているのを見ると重い重量で筋トレをした方が筋肉が付くように思ってしまうのは仕方ないと思います。
しかし、重い重量でやっているから筋肉が付いている訳ではなく、自分に合った適切な重量でやるから筋肉が付くのです。
マッチョな人たちは低い重量だと刺激が少なすぎるから重い重量を使ってトレーニングを行っています。
なので、筋トレ初心者が同じような重さを使って筋トレを行ってもそもそも扱えないし、出来たとしてもフォームが安定しない場合がほとんどです。
無理して筋トレを行うと怪我にも繋がるので、自分に合った重さで行うのが一番です。
焦らなくてもきちんと筋トレを行っていればおのずと重量は伸びてきます。
怪我をしてしまったら筋トレ自体が出来なくなってしまうので無理な重量は扱わないようにしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
- 脂肪が筋肉に変わる
- 腹筋を鍛えればシックスパックが手に入る
- 10回3セットがベスト
- 短期間でマッチョになれる
- 筋トレだけしてれば筋肉が付く
- 長時間筋トレをした方が筋肥大する
- 重い重量でやった方が筋肥大する
今回はこの勘違いしやすい7つについてお話ししました。
意外な事実もあったのではないでしょうか。
勘違いしてしまう原因は、テレビや周りから聞いた情報を鵜吞みにしてしまうからです。
調べて分からないこともありますが、たいていの場合はそうなる理由が存在します。
思考停止するのではなく、なぜそうなるのかについてしっかり考えることが大事です。
筋トレを行う際も自分なりの見解をもって検証を行い、トライ&エラーを繰り返していきましょう。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。