どうもこんにちは、つのです。
筋トレを始めるとベンチプレス100kgを目指してしまいますよね。
私も筋トレを始めたばかりの時はベンチプレス100kgを目指していました。
また、筋トレをしていると周りからも「ベンチプレス何キロあげれるの?」と聞かれることが多いので、ベンチプレスを頑張りたくなりますね。
ベンチプレス100kgはとりあえずの目標にされがちですが、ベンチプレスの難易度は体重によって大きく変わることをご存じでしょうか。
体重が重ければ重いほど高重量を持ち上げやすくなります。
逆に体重が軽いと高重量を持ち上げる難易度はかなり上がります。
そこで今回は、ベンチプレス100kg上げる凄さを体重別にフォーミュラ係数を用いて紹介していこうと思います。
この記事を読むことで、
- ベンチプレス100kgはどのくらい凄いのか
- フォーミュラ係数について知ることが出来る
- 自分のベンチプレスのレベルが知れる
- 自分の体重で目標にするべき重さが分かる
この4つを理解することが出来ます。
現在体重が軽くて100kgあげれていない人は、この記事を読むことで自分に自信を持つことができるのでぜひ最後まで読んでみてください。
目次
ベンチプレス100kgはどのくらい凄いの?

筋トレを始めるととりあえずベンチプレス100kgを目標にする人が多いですが、みなさんはベンチプレス100kgがどのくらい凄いのかを知っているでしょうか。
実は、ベンチプレス100kg上げれるのは日本人の1%と言われています。
日本の人口は1億2580万9千人(2021年1月時点)なので、約125万人しかベンチプレス100kgを出来ないということになります。
規模が大きすぎてピンと来ないかもしれませんが、無作為に100人集めたら1人居るくらいですね。
このことから分かるように、ベンチプレス100kg上げれる人はかなりレアなのです。
最近はYouTubeなどで筋トレ系YouTuberが出てきて、ベンチプレス100kgが当たり前のようになっていますが、出来ないのが当たり前なんです。
なので、出来なくて当然だけど出来たらすごいという感覚で挑戦することが大事です。
フォーミュラ係数とは?

みなさん、フォーミュラ係数はご存じでしょうか。
筋トレをやっている人でも知らない人は多いのではないでしょうか。
フォーミュラ係数とは、体重ごとに決められている係数のことを言います。
導入でも書きましたが、ベンチプレスは体重によって難易度が変わります。
体重が重い方が高重量を扱うことができますが、体重が軽いと高重量を扱うのが難しくなります。
ということは、同じ重量を持ち上げようとしたら体重が軽い方が圧倒的に不利になってしまうのです。
そこで登場するのがフォーミュラです。
フォーミュラは次の式で求めることができます。
フォーミュラ=ベンチプレス重量×フォーミュラ係数
フォーミュラはベンチプレスの強さを数値で表すことができるので、体重による不平等をなくして比較を行うことができます。
まだイメージが湧かない方のために例を挙げます。
名前 | 体重 | ベンチプレス 重量 |
---|---|---|
A君 | 100kg | 120kg |
B君 | 80kg | 100kg |
C君 | 60kg | 90kg |
この3人を比較しようとすると、ほとんどの人が一番高重量を上げるA君が一番強いと思うでしょう。
しかし、これをフォーミュラで見てみると、
名前 | フォーミュラ |
---|---|
A君 | 73.0 |
B君 | 75.1 |
C君 | 76.8 |
3人のフォーミュラ値はこのようになります。
フォーミュラ値を見ると、C君>B君>A君の順に強いということが分かります。
このように、体重が違っても比較することができるので、体重が軽い人はフォーミュラ値で勝負してみると勝機があるかもしれません。
体重別にベンチプレス100kg挙上と同等の重量
ここでは、日本人の平均体重を基準として体重別にベンチプレス100kg挙上と同等になる重量を紹介していきます。
26歳~59歳の日本人男性の平均体重は約70kgなので今回は70kgを基準に考えていきます。
体重70kgの人がベンチプレス100kgあげる時のフォーミュラ値は74.9です。
と言うことは、フォーミュラ値が74.9以上あればベンチプレス100kgあげるのと同等のパワーがあることになります。
平均体重より軽い人

ここでは、平均体重よりも軽い人が何キロ上げたらベンチプレス100kgと同等になるのかを紹介していきます。
体重の範囲は45~70kgまでで、0.5kgごとに計算しています。
体重 | ベンチプレス 重量 | フォーミュラ値 |
---|---|---|
45.0kg | 65.0kg | 75.0 |
45.5kg | 65.5kg | 74.5 |
46.0kg | 66.5kg | 74.7 |
46.5kg | 67.5kg | 74.9 |
47.0kg | 68.0kg | 74.5 |
47.5kg | 69.0kg | 74.4 |
48.0kg | 70.0kg | 74.9 |
48.5kg | 70.5kg | 74.6 |
49.0kg | 71.5kg | 74.8 |
49.5kg | 72.5kg | 75.0 |
50.0kg | 73.0kg | 74.7 |
50.5kg | 74.0kg | 74.9 |
51.0kg | 74.5kg | 74.6 |
51.5kg | 75.5kg | 74.8 |
52.0kg | 76.0kg | 74.6 |
52.5kg | 77.0kg | 74.8 |
53.0kg | 77.5kg | 74.6 |
53.5kg | 78.5kg | 74.8 |
54.0kg | 79.0kg | 74.6 |
54.5kg | 80.0kg | 74.8 |
55.0kg | 81.0kg | 75.0 |
55.5kg | 81.5kg | 74.8 |
56.0kg | 82.0kg | 74.6 |
56.5kg | 83.0kg | 74.9 |
57.0kg | 83.5kg | 74.7 |
57.5kg | 84.0kg | 74.5 |
58.0kg | 85.0kg | 74.8 |
58.5kg | 85.5kg | 74.7 |
59.0kg | 86.5kg | 74.9 |
59.5kg | 87.0kg | 74.8 |
60.0kg | 87.5kg | 74.6 |
60.5kg | 88.5kg | 74.9 |
61.0kg | 89.0kg | 74.8 |
61.5kg | 89.5kg | 74.7 |
62.0kg | 90.0kg | 74.5 |
62.5kg | 91.0kg | 74.8 |
63.0kg | 91.5kg | 74.7 |
63.5kg | 92.0kg | 74.6 |
64.0kg | 93.0kg | 74.9 |
64.5kg | 93.5kg | 74.8 |
65.0kg | 94.0kg | 74.7 |
65.5kg | 94.5kg | 74.7 |
66.0kg | 95.5kg | 75.0 |
66.5kg | 96.0kg | 74.9 |
67.0kg | 96.5kg | 74.8 |
67.5kg | 97.0kg | 74.8 |
68.0kg | 97.5kg | 74.7 |
68.5kg | 98.0kg | 74.7 |
69.0kg | 98.5kg | 74.6 |
69.5kg | 99.5kg | 75.0 |
70.0kg | 100.0kg | 74.9 |
平均体重(70kg)よりも軽い人は上の表を参考にして自分の目指す重量を設定しましょう。
筋トレを長く続けてると重量も伸びるので必ず達成できます。
諦めずに挑戦することが大事です。
平均体重より重い人

ここでは、平均体重よりも重い人が何キロ上げたらベンチプレス100kgと同等になるのかを紹介していきます。
体重の範囲は72.5~100kgまでで、2.5kgごとに計算しています。
平均体重より重い人はフォーミュラ値が74.9を超えるためには100kg以上挙上する必要があります。
なので、モチベーションが下がるのであればフォーミュラ値は気にする必要はないと思います。
体重 | ベンチプレス 重量 | フォーミュラ値 |
---|---|---|
72.5kg | 102.5kg | 74.8 |
75.0kg | 105.0kg | 74.8 |
77.5kg | 107.5kg | 74.9 |
80.0kg | 109.5kg | 74.8 |
82.5kg | 111.5kg | 74.7 |
85.0kg | 113.5kg | 74.7 |
87.5kg | 115.5kg | 74.8 |
90.0kg | 117.0kg | 74.7 |
92.5kg | 119.0kg | 74.9 |
95.0kg | 120.5kg | 75.0 |
97.5kg | 121.5kg | 74.7 |
100.0kg | 123.0kg | 74.9 |
体重別のフォーミュラ値

ここでは、体重別のフォーミュラ値を紹介していきます。
体重は45~100kg、ベンチプレス重量は60~130kgの範囲で計算を行っています。
フォーミュラ値は体重関係なしにベンチプレスの強さが分かるのでこの表を元に今の自分のレベルを確認してみましょう。
太字になっているる箇所が、平均体重でベンチプレス100kg挙上した際のフォーミュラ値(74.9)以上の重量になっています。
60kg | 70kg | 80kg | 90kg | 100kg | 110kg | 120kg | 130kg | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
45kg | 69.2 | 80.7 | 92.2 | 103.8 | 115.3 | 126.8 | 138.4 | 149.9 |
50kg | 61.4 | 71.6 | 81.9 | 92.1 | 102.3 | 112.6 | 122.8 | 133.0 |
55kg | 55.6 | 64.9 | 74.1 | 83.4 | 92.7 | 101.9 | 111.2 | 120.5 |
60kg | 51.2 | 59.7 | 68.2 | 76.8 | 85.3 | 93.8 | 102.3 | 110.9 |
65kg | 47.7 | 55.7 | 63.6 | 71.6 | 79.5 | 87.5 | 95.4 | 103.4 |
70kg | 45.0 | 52.5 | 60.0 | 67.4 | 74.9 | 82.4 | 89.9 | 97.4 |
75kg | 42.8 | 49.9 | 57.0 | 64.1 | 71.3 | 78.4 | 85.5 | 92.6 |
80kg | 41.0 | 47.8 | 54.6 | 61.4 | 68.3 | 75.1 | 81.9 | 88.8 |
85kg | 39.5 | 46.1 | 52.7 | 59.2 | 65.8 | 72.4 | 79.0 | 85.6 |
90kg | 38.3 | 44.7 | 51.0 | 57.5 | 63.8 | 70.2 | 76.6 | 83.0 |
95kg | 37.3 | 43.5 | 49.8 | 56.0 | 62.2 | 68.4 | 74.6 | 80.9 |
100kg | 36.5 | 42.6 | 48.7 | 54.8 | 60.9 | 66.9 | 73.0 | 79.1 |
自分のフォーミュラ値を知る方法

フォーミュラ値は、 フォーミュラ=ベンチプレス重量×フォーミュラ係数で求めることができます。
しかし、フォーミュラ係数は複雑なので計算ツールを使ってフォーミュラ値を求めるのをおすすめします。
フォーミュラ値を求めるサイトのリンクを以下に貼っておきますので気になる方はチェックしてみてください。
まとめ

いかがだったでしょうか。
フォーミュラ値を利用すれば公平にベンチプレスの強さを比較することが出来ます。
体重が軽くてなかなか高重量が上がらない人もフォーミュラ値を基準に考えるとモチベーションが下がることなく重量を伸ばしていけます。
筋トレは、短期間で一気に筋量を増やすのは難しいです。
日々の積み重ねが大切ですからね。
ベンチプレスの重量は正しいフォームや体の使い方で伸ばすことができるので自分に合ったやり方を見つけましょう。
この記事を読んでベンチプレスを頑張ろうと思っていただけたなら幸いです。
この他にもベンチプレスに関する記事を書いていますので気になる方はチェックしてみてください。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
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