トレーニング

ベンチプレスのMAX重量はRM換算法で簡単に知ることができる!

どうもこんにちは、つのです。

筋トレと言えばベンチプレスですよね。

筋トレBIG3の中でもベンチプレスは1番人気の種目です。

そんなベンチプレスですが、ベンチプレスをやる上でみんなが意識しているのはMAX重量だと思います。

ただ、セーフティーバーが無かったり、補助の人がいないと危険なのでベンチプレスのMAXに挑戦できません。

さらに、毎回MAX重量に挑戦するのと関節を痛めたり、疲労がたまってしまうためあまりよくありません。

そこで登場するのがベンチプレスのRM換算法です。

このRM換算法を用いることで、怪我を防止しつつMAX重量が伸びているのかを確認することが出来ます。

この記事を読むと、

  • RM換算法とは何か
  • RM換算法を使うメリット
  • 自分のベンチプレスMAX重量

この3つを知ることが出来ます。

ベンチプレスのMAX重量が分からない人や挑戦できる環境がない人はこの記事を読んで自分のMAX重量を把握しましょう。

RM換算法ってなに?

RM換算法のRMは、レペティション・マキシマム(repetition maximum)の略です。

レペティション・マキシマムの頭文字をとってRMと呼ばれています。

日本語では、最大反復回数と言われています。

分かりやすく言うと、ベンチプレスを何回あげることが出来るのかを意味しています。

  • 100kgが1回あげられるとしたら、1RMが100kg
  • 60kgが10回あげられるとしたら、10RMが60kg

このように表します。

RM換算法を使用するメリット

ここではRM換算法を使うメリットを紹介していきます。

RM換算法のメリットは、

  • 毎回MAX重量に挑戦しなくてもいい
  • 怪我のリスクを減らすことができる
  • 自分が扱える重さがすぐにわかる
  • ベンチプレスとダンベルプレスの両方でベンチプレスのMAX重量が分かる

この4つです。

ベンチプレスMAX重量に挑戦しなくていい

ベンチプレスのMAX重量に挑戦するためには、セーフティーバーがある環境もしくは補助についてもらえる環境が必要です。

この環境が整っていないのであれば危ないのでMAX重量の挑戦は絶対にしない方が良いです。

RM換算法を使えば、MAX重量に挑戦しなくてもだいたいの自分のMAX重量がわかります。

環境が整っていない場合でも無理することなくMAX重量を知れるのが非常に良いですね。

怪我のリスクを減らすことができる

これは、どの種目を行うときにも言えるのですが、高重量になるに連れて怪我のリスクは高まります。

筋肉や関節など、様々な箇所に負担がかかってしまうので毎回MAX重量に挑戦するのはおすすめ出来ません。

RM換算法を使えば、普段扱っている重量でMAX重量を知ることが出来るので、普段の重量が伸びたらMAX重量に挑戦するというやり方が出来ます。

このやり方を行うことで、MAX重量の測定回数を減らすことができ、怪我のリスクを最小限に抑えて記録を伸ばしていくことが出来ます。

自分が扱える重さがすぐにわかる

RM換算表を見れば自分の扱える重さがすぐにわかります

自分のMAX重量を知れるのはもちろんのこと、自分のMAX重量が分かっている場合には、ベンチプレスのMAX重量から重量とレップ数を決めることもできます。

重量や回数決めに悩んでいる人はこういった使い方も出来るのでぜひ試してみてください。

ベンチプレスとダンベルプレスの両方でベンチプレスのMAX重量が分かる

RM換算法は、

  • ベンチプレスからベンチプレス
  • ダンベルプレスからベンチプレス

この両方でベンチプレスのMAX重量を知ることが出来ます。

なので、普段ダンベルプレスがメインの人もベンチプレスのMAX重量を知ることが出来ます。

普段ベンチプレスがメインの人は、RM換算表を使えばダンベルプレスの重量設定を簡単に行うことが出来ます。

RM換算法は、使い方によってトレーニングの効率を上げることができるので上手く活用して行きましょう。

RM換算表

ここでは、ベンチプレスからベンチプレスと、ダンベルプレスからベンチプレスの2種類のRM換算表を紹介します。

ベンチプレスからベンチプレス

ベンチプレスからベンチプレスへのRM変換は、下記の式で求めることができます。

最大挙上重量=重量×回数÷40+重量

表の見方

表の見方は、横軸が最大挙上回数で縦軸が重量になっています。

MAX重量を知りたい場合は、縦軸の重量と横軸の挙上回数の交わるところが1RMの重量になります。

重量もしくは挙上回数どちらを伸ばしてもMAX重量が伸びるので記録更新が楽しくなりますね。

扱える重量もしくは挙上回数が知りたい場合はMAX重量からたどることで分かります。

重量や挙上回数は自分のMAX重量さえ分かっていればすぐに知ることが出来るのでセットを組む際に活用すると効率よくトレーニングすることができます。

早見表

以下の表では計算結果を表示していますので、早見表として活用してください。

重量/回数23456789101112
404243444546474849505152
42.54546474849505152535455
454748505152535455565759
47.55051525355565758596162
505354555658596061636465
52.55556585960626364666768
555859616263656667697072
57.56062636566686970727375
606365666869717274757778
62.56667697072737577788081
656870727375767880818385
67.57173747678798183848688
707475777981828486888991
72.57678808283858789919294
757981838486889092949698
77.58138587899193959799101
808486889092949698100102104
82.587899193959799101103105107
858991949698100102104106108111
87.592949698101103105107109112114
90959799101104106108110113115117
92.59799102104106109111113116118120
95100102105107109112114116119121124
97.5102105107110112115117119122124127
100105108110113115118120123125128130
102.5108110113115118120123126128131133
105110113116118121123126129131134137
107.5113116118121124126129132134137140
110116118121124127129132135138140143
112.5118121124127129132135138141143146
115121124127129132135138141144147150
117.5123126129132135138141144147150153
120126129132135138141144147150153156
122.5129132135138141144147150153156159
125131134138141144147150153156159163
127.5134137140143147150153156159163166
130137140143146150153156159163166169
132.5139142146149152156159162166169172
135142145149152155159162165169172176
137.5144148151155158162165168172175179
140147151154158161165168172175179182
142.5150153157160164167171175178182185
145152156160163167170174178181185189
147.5155159162166170173177181184188192
150158161165169173176180184188191195
152.5160164168172175179183187191194198
155163167171174178182186190194198202
157.5165169173177181185189193197201205
160168172176180184188192196200204208
162.5171175179183187191195199203207211
165173177182186190194198202206210215
167.5176180184188193197201205209214218
170179183187191196200204208213217221
172.5181185190194198203207211216220224
175184188193197201206210214219223228
177.5186191195200204209213217222226231
180189194198203207212216221225230234
182.5192196201205210214219224228233237
185194199204208213217222227231236241
187.5197202206211216220225230234239244
190200204209214219223228233238242247
192.5202207212217221226231236241245250
195205210215219224229234239244249254
197.5207212217222227232237242247252257
200210215220225230235240245250255260

ダンベルプレスからベンチプレス

ダンベルプレスからベンチプレスのRM変換は、下記の式で求めることができます。

ベンチプレス最大挙上重量=ダンベルプレス10RMの重量×3

表の見方

表の見方は、左側がダンベルプレスを10回出来る重量で、右がベンチプレスのMAX重量になっています。

ベンチプレスのMAX重量を知りたい場合は、ダンベルプレスが10回出来る重さの右側の数値を見ることで確認できます。

ベンチプレスをしなくても大体のMAX重量を把握できるのは嬉しいですね。

ベンチプレスをメインに筋トレを行っている人は、ダンベルプレスをやる際に重量設定に困ることが多いと思います。

そんな時は、RM換算表を見てベンチプレスのMAX重量から扱う重量を決めると良いです。

ベンチプレスのMAX重量の左側の数値がダンベルプレス10RMの重量となっていますので、ダンベルプレスの重量を決める際に活用してください。

早見表

以下の表では計算結果を表示していますので、早見表として活用してください。

ダンベルプレス10RMの重量ベンチプレスのMAX重量
5kg15kg
6kg18kg
7kg21kg
8kg24kg
9kg27kg
10kg30kg
12kg36kg
14kg42kg
16kg48kg
18kg54kg
20kg60kg
22kg66kg
24kg72kg
26kg78kg
28kg84kg
30kg90kg
32kg96kg
34kg102kg
36kg108kg
38kg114kg
40kg120kg
42kg126kg
44kg132kg
46kg138kg
48kg144kg
50kg150kg

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、RM換算法について紹介させていただきました。

RM換算法はMAX重量に挑戦しなくても大体のMAX重量が分かるので非常に便利です。

しかし、RM換算法の値と実際のMAX重量が違うことは良くあります。

MAX重量はフォームや慣れ、筋量などさまざまな要因で決まるので一概に重量だけで判断することができません。

なので、RM換算法はあくまで目安として使用しましょう。

RM換算法でMAX更新できそうなら一度挑戦してみて自分の現状を知ることが大事です。

MAX重量の更新は自信にもつながるので、無理なく挑戦しましょう。

この記事のほかにもベンチプレスについての記事を書いていますのでぜひチェックしてみてください。

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